【ひび割れてしまった】

塗装工事が終わって2年位経った頃です。

Ｇ様：「もう、ひび割れてしまっとるやないか」
田中：コーキングの上のクラックは構造的な問題があります。また、ＡＬＣパネルに入った新しいクラックにも構造的な問題があります。
Ｇ様：「こんなもんは、お前さんとこの手抜きやないか。全部塗り直さな腹入らんぞ。」
田中：見積もりの時に、高いですが外壁をカバー工法で張ったほうが良いですよ。ってご説明させていただきましたよね。そしたら、お客様が5年か10年持てば、後はこの家がどうなるか分からんで、塗装でええって。
Ｇ様：「お前んとこは、そんな風に逃げるんか。」
田中：私は逃げません。塗装後にこういう現象が出ることは十分にお伝えをしましたよね。本来、補償対象ではありませんが、できる範囲で無料で補修はさせて頂きますが、いかがですか。

■対応■
新たにＡＬＣパネルに入ったクラックはＶカットを行い補修させていただきました。目地に入ったクラックは増し打ちコーキングを行い、塗装させていただきました。外壁は塗装を行うことにより、耐久性が増して30年40年と使用できますが、塗装を行わずに素材が悪くなってしまうと、いくら塗装をしても振動に弱くなって割れてしまいます。
全部の箇所で割れが起きたわけではなく、外壁全体の１％以下くらいの本当に弱かった箇所で起きた不具合です。
感情的に言葉を発せられる方でしたが、ご納得いただきました。
施工：（有）ペンテック（岐阜県羽島市）